酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

焼酎麹のお酒 夏の思い出

続いて夏の思い出 2000年仕込み。

焼酎麹の白麹で作ったクエン酸の爽やかですっぱいお酒。

初めバカ売れしたので、どんどん増やして、ある年5本作った時に、思いきり余って、どうしょうどうしょうと仕方なく寝かせることに。

しかも酸が7もあるのでタンクで生熟成。

真夏だと35度から7度にもなるくらいの温度。

懇意にしている神亀の小笠原専務に効いてもらったら、熟成酒独特のバニラ香がきれいにでている。おまえところにも宝物が眠っとったんや。と言われてくにちゃん おっしゃ~~~

よらむさんは、ずっと前からこのお酒を気に入ってくれていて、輸出もヨーロッパやオーストラリアにも沢山行っているそうです。

苦味や渋みが出ているのですが、それがまた山椒や香草 胡椒などスパイシーな料理や、焦がしたようなあぶった料理に合うのです。

アボリジニーの料理 鴨料理と香草のお料理にもあったそうです。

 

確かに飲んだことの無い味わいなので、癖になります。

瓶やとゆっくり温度があがり、酸が綺麗にでてくるので、こちらでお燗を頂きます。

冷やとはまた違って美味しい!

ちなみに錫は熱伝導がよいので、シャープにしあがるそうです。

楽しく美味しく勉強になります。

くにちゃんの写真を撮るのをうっかり。ちょっとだけ顔が見えています。