亡きお父ちゃんの誕生日は七草粥の日でした。
この日は人日の節句なのやそうです。
お正月のお祝いのごっつおうやお酒で弱った胃腸を休める意味もあり、七草の若芽を食べて植物が持つ生命力を取り入れ、無病息災でいられるようにという願いが込められているのやて。
仏様の連座ににている仏の座。
若葉が競り合っているように見えるから名付けられた芹。
神を呼ぶ鈴を意味するすずな。
撫でて汚れを取り除くいう意味のあるなずな。
人型=仏の体を意味するごぎょう。
茎に葉が沢山ついているので繁栄を意味するはこべら。
潔白を意味する大根のすずしろ。
毎年してるけど、こうやって謂れを知ると面白い。
昔からの季節のしきたりは奥が深いです。
今回はシンプルな七草粥と青森 岩手 秋田のけの汁と言われている七草粥(前の日のお味噌汁や鴨鍋の後の汁を活かした味噌仕立てにした七草粥にしました。