酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

うつわ

朝市でご持参の猪口にいっつもほれぼれするカシスさんが、弔いの優しいお言葉とともに、すんごい素敵な器をもってきてくれはりました。

お酒でお礼もしたかったし、お代金も払いたかったのですが、お受け取りにはならず、お預かりさせていただくことに。

備前焼 伊勢崎競さんのぐい飲み。

小さいので亡くなったお母ちゃんにぴったり。

私が少しづつお替りしながらいただきます。

 

もう一つが信楽焼 藤原純さんの素敵な器。

美しい緑釉や。

 

豚キムチ、ひじきの炊いたん、鶏肝とお葱の炊いたん。鰤かまと信長葱、たらことほうれん草の和え物と、なんでもない肴やけど、ええ器と美味しいお酒があったら豊かな心持ちになれます。日々の普通の暮らしを、ほんまに大切にしたいと思います。

まだまだお母ちゃんを亡くして哀しいのですが、優しい皆さまのお陰でココロ癒されています。ひとのご縁に深い感謝です。