酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

試飲

毎日のように試飲のお酒が来ます。

これはとてもありがたいこと。

そしてちゃんと、味わって造り手にお伝えしたいと思いますが、これが中々難しい。

そして翌日、翌々日と味わいが変わるのが、面白いけど、難しい。

神開の最後のひしゃく酒。

初日は、全然悪くはないのやけど、山田の香り系1801なので、他にもある味やなあ。今回はパスしようかという会話でした。

ところがどっこい、翌日、素敵に変化!

ひしゃくならではの、魅力が生まれてきたと思いました。また明日利いてみよう。

また望月酒造のもっちーがご来店。

新酒特別純米は原酒と加水。

これ、断然加水のほうがばらんすがええ!!

純米吟醸は、ちょっとぴんと来なかったのですが、お燗するとぐぐぐっとおいしくなりました。

本醸造も、ちょっと天井川や多賀搾りたてを思わせる、アルコール感が甘くておいし。

 

にんにんも れあ~な忍者あらばしりをご持参。

実は今、ノーマル忍者を呑んでいます。とても美味しいしお燗も美味しい。

比べると全然違います。

落ち着いた味わいのノーマルにんにん。ふれっしゅ!一方ドライな あらばしり

きっと、このあらばしりは、明日明後日と変化していくのやろな。また楽しみです。

 

売れるかどうか?他にはない、ならではの魅力があるか?

私達が呑んで美味しいか?またこの味わいを好むお客様の顔を思い浮かべたり。

 

おっとと、器の形やお酒の温度、合わせる肴など、お酒だけやない食文化として、あれやこれや話す時間は、ものすご大切な時間やなあと思います。なんちゅうても楽し美味し♪

いまいちやけど、たけのこご飯おにぎり、豚ひれの塩糖漬け、肝の味醂粕で炊いたん、若竹。お酒に合います。

 

 

雪柳