酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

九州の旅 小鹿田焼

器大好きの友人が九州に行って来はった。

嬉しいお土産。

小鹿田焼き!

何と懐かしい。

何年前やろ?草木染の北国先生主催で 焼き物の旅を企画してくれはった中で一番思い出深い所。

大分の県境にあり、シャガが咲き乱れていました。

一子相伝でずっと10件。増えることも減ることもないのです。

掘り出した黄褐色の陶土は唐臼と呼ばれる臼で30日ほどかけて搗かれます。

ししおどしのように挽かれる音が風情があり、日本の音風景100選に。

懐かしさ溢れる旅館に泊まったんやけど、一時間に一本だけ走る黄色い電車があり、てっちゃんでもある北国先生と、その時間を目指してお風呂に入り、電車を眺めて楽しんでました。

朝は、野山を散歩しました。

何にもないのが、素敵なとこやった。

民芸運動柳宗悦が用の美として、小鹿田焼を広めたんや。

そして何十年たった今、友人が訪れはった。

飛び鉋(カンナ)、刷毛目、櫛描きなどの技法が有名

釉薬の使い方には打ち掛け、流し掛けなど・・・ 

釉薬はセイジ(緑)、アメ(飴)、クロ(黒)

金属製の薄いヘラで付ける削り文様が小鹿田焼の特徴や。

 

お土産の器は ふたつとも惚れました。

元祖 小鹿田焼きや。

ポチ袋もすてき。

ありがとう!!!