酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

大将さん 端午の節句

これはおっとの小さいころに買ってもらわはった大きな大将さん。

さいころ、怖くて泣いていたそうです。

数年前に支える木が行方不明になり、私はええことを思いつきました。

酒屋やし一升瓶を使おう!

ちょうど合いますがな。

それ以来ずっと大将さんの中身はお酒の瓶です。

 

今年最高の出来となった、竹生嶋純米吟吹雪15度火入

小川酒店一押しの ニューフェイス 生酛太郎日本晴れ生 常温熟成

能登応援のお酒 なんと同じ初桜。

これは お燗した方が断然ええと思いました。太郎ちゃんのお酒もしかりです。

 

これはミニサイズの大将さん。

妹が新婚の時に狭い家に住んでいたので、おかあちゃんが小さいのんを買ってくれました。

これもかいらしなあ。

 

ちょっと先ですが、6月の朝市は大治郎です。

丁度田植えの季節で、太郎坊さんの山が 田植えをした水辺に綺麗に映ってそれは美しい光景やそうです。私はそれを生で見たいと思っていたのでようやっと実現します。

そして念願の太郎坊さんにも ぜひ登ろうとたくらんでいます。

いっつも麓から眺めていたので。けど 6月 暑いかなあ~~~でもきっと登ります。

福のしずく みずかがみ フィーバー

いま 光る君への衣装デザインでものすごええ仕事をしてはる 恵美ちゃん=諫山宝珠さんの福のしずくラベル 今までは高い純米大吟醸やったんや。

なのでなかなか売れにくく、恵美ちゃんは凄腕の日本画家やけど、全然えらそぶったところがなくて、日本酒大好きな楽しいおもろいひと。

なのでぜひぜひカジュアルに楽しめるお酒にしようと大きくリニューアル。

ラベルも恵美ちゃんの得意な手を強調したものにバージョンアップ。

そして何よりも今年のみずかがみ直汲みがとても美味しい!

今皆にお奨めすると 大絶賛されて追加の注文が入って来ていて ほんまに嬉しいながれができています。

今原田まはの リーチ先生の本を読んでいます。

そしたら 

好いとただ一言。

本当に好いものに出会ったとき リーチはただ一言「好い」というのだった。

という場面がありました。

お酒もそうです。このお酒 「好い」のです。

ラベルも味も価格も!何と2500円を割るのです。

みずかがみは、秋の詩とならんで えらいやっちゃと思います。

高級な酒よりも、気軽に楽しめるお酒を 大切に置きたいな。

 

光る君へはこのごろ衣装にも注目しています。

着物の柄ってなんて素敵なんやろ。美しい日本の美や。

 

三連星番外編 秋の詩

三連星の番外編が来ました!

今年のテーマ 美味しい近江のお米の第三弾は秋の詩。

三冨久では初めての使用。こしひかりと吟おうみを交配してできたお米やそうです。

ミフクちゃんからのコメント。

ふくよかなお米のふくらみが滑らかに口に広がり、少し甘口?と思いきや、柑橘を思わせる酸三が味を引き締めてくれますので、切れよく飲めます。少し麹の香ばしさも感じられるので、合わせる料理は塩麹に漬け込んだ鶏肉の炭火焼きなどがお奨め。

これからの季節、屋外BBQなどをする際には一本持っていきたいお酒です。他にも

他にも麹をつかったドレッシングや漬物などの発酵させたものとも相性抜群です。

ほんまに美味しいお酒です。

 

わが家も麹 & 発酵料理で楽しみました。このお酒に合います!!!

鶏のグリルもゆで卵にかかっているソースも ポテサラも塩麴入り。

 

二黒土星の生酛も去年より味わいのバランスがよく しっかりした酸が魅力的。

先日のエスサーフの利き酒会では、NEW  I,m SAKE  ROCK 山廃純米生原酒の常温置きも 良かったし、大吟醸吟彩もぐー。私は呑んでへんだけど、スパークリング しっぽもむちゃ美味しかったそうな。

ミフクちゃんええ感じです!!

岡野玄鹿 個展

今回大阪に行くきっかけを作ってくださったのが 岡野玄鹿さんの個展

前は岡山の登り窯まで何度か行ってたんやけど、長い事伺えてません。

ので 今回は楽しみに伺いました。

前は登り窯より小さいお家に住んではったのが、ようやっとええ家をたてはりまして、小さかったお子さんは二人共20歳!!!なのやそうです。


色々な作風 窯の置く場所によって違う色をじっくり楽しませてもらいました。

小川酒店には アトリエ北国の先生のお知りあいのお子さんということで ご縁をいただき、30年以上のお付き合いです。

はたまた不思議なご縁。小川酒店のワインの常連さんが よう行かれる石山のピエトラさんが ある時ご来店になり、岡野さんの器を見てびっくりぽん。

イタリアで ピエトラさんと岡野さんは 出会ってはったのです。

 

ハンナさんが うちで買ってくれはった岡野さんのお皿が あまから手帖のハンナさんのページに載ったこともありました。

色々なところで繋がって 有難いことや。

さて 私が買ったのはこれ!

今まで百均のプラスチックを使ってたのでした。

早速使わせてもらいました。

良いです!!!!

温かで機能美もそなえているので、使ってみてますます好きになりました。

 

どん

竹生嶋の酒蔵開きでお出会いした 大阪のおうどんやさん 居酒屋どんの、嶋川さん

あんまり楽しくええ人やったので、今度大阪に行く用があるので、是非是非行こうと思ってたんや。

そしたら なんと手打ち ちゅうか 踏んだばっかりの美味しそうなおうどんを、嶋川さん はるばるもってきてくれはったんです。

「凄い偶然!明日行きます!」

嶋田さん 「お待ちしています!」

早速頂きました。

嶋川さんの手書きの達筆の字で 湯がき方も丁寧に書かれています。

ほんまにつるんつるん。名刺にあるように、細おて やおうて つるつる 肝にやさしい 食感。

お蕎麦は倖屋さんが私にとっての一番やけど、おうどんは嶋田さん=どんのおうどんが一番や。

お葱の代わりに 野蒜の葉っぱを使いました。春や!

 

そしてそして、翌日行ってきました。

昭和レトロ。懐かしい感じです。

使い込まれた月桂冠の前掛けがお似合いの別嬪さんの娘さんと奥様。笑顔がええなあ。冷蔵庫に竹生嶋と月桂冠がちゃんと鎮座。

牛すじカレーです。

牛すじは柔らかく 出汁も そしておうどんも めっちゃ美味しい。

美味しすぎて 汁を全部飲み干してしまいました。

来てよかったです。ごちそうさまでした。

幸せになれる 素敵なお店でした。

4月 朝市のお酒えらび 忍者の巻

ほんまはおっとが 誤字脱字のある記事を書くようにおけいはんから言われてたんやけど、なかなか書いてくれへんので 聞いた範囲で書きます。

 

あんのんは白忍者&プリュス&ネオをブレンドして ちょっと寝ている すぺしゃるなすみれちゃんラベルのお酒。これがとても美味しくなっていてバランスもよかったのやそうです。

愛する妻の雅号を名前にした純米大吟醸篤丸 6年熟成。私はこれも大好きで ちょっと高いけど選ばれるのではと思てたら、コスパも含めてこのあんのんで十分に美味しかったそうです。

なのであんのんに決定!

忍にんの奥様=篤丸 凄い人で、昔大津の美術館でジャンコクトーの展覧会を企画しはったそうです。ので このスカーフをもらいました。

この画 あんのんにも似ています。

ちなみにすみれちゃんは篤丸が大好きやそうで、先日お買い上げ。

忍にん→篤丸→すみれちゃん 繋がる繋がる♪

 

 

そして前の記事で書きました 今年の一押し 緑色の雄町のしぼりたて。

満場一致で決定。

そして 忍にんお薦め 優しい花にごり。

限定の みずかがみ搾りたて忍者が、搾りたての時よりまろやかになって ラベルも白から緑になって登場。美味しかったのでこれも決定。

 

おあとは樽コメをお楽しみに。

 

忍者のお酒選び

私は法事と重なりましたので、珍しく私欠席の朝市のお酒選び。

おっとやゆかいな仲間達の皆さんで行ってくれはりました。

私はねほりはほりんなので、私のいないお酒選び 早くちゃっちゃと片付いたそうです(笑)

ほんで おけいはんが おーちゃんやったらお花の写真撮らはるし 撮ったげやと言うてくれはったので 油日界隈ののお花も。嬉しい嬉しい ありがとね。

 

満開の桜ちゃん


ついでに小川酒店前のお花も 真紅の椿

大好きなムスカリ

宇宙がひろがります。

こちらは 畑のムスカリと菜の花 

ありがとうございます。こころに一杯栄養をもらえます。

さてさて お酒えらびどす。

今回はちゃぶ台返しもなかったようです。

ゆかいな仲間達あっての朝市。ほんまに 感謝しかありまへん。

今回特に注目は雄町!

コレきもとにしようと松本さんも私も押したんやけど、叶わず。

忍人は皆がこぞってきもとをするので 今はその気はないそうです。

かっけー 忍にん。

ありがとうございます。続く→