酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

波乱万丈

朝市暮らしっく広場にて、狐踊りのお面つくりをしました。京阪電車を乗り降りする人が不思議そうに覗かれたり聞かれたり・・なんか面白い・・・・子供時代に戻ったみたい。8月はこうご期待!黒澤明監督の夢という映画に出てくる狐踊り・・この映画の脚本家が東近江の人やったらしいわ。殺生石山の白面金毛九尾の狐も興味深い。

で・・・・おけいはんが取材に来てはりまして、久しぶりのお酒談義。昨日まい川さんの帰りにいったぱんちさんと増本さんの話も含めて、私には刺激が強すぎました。(ぱんちさんとこでよばれた梶塚さんの道灌。おばQみたいやったのに時間とともに凛としてきて大変身!5百万石のお酒でした。不老泉の3年熟成になるお酒の生の攻めと山天熟成もん。どちらも拍手喝采ここは時間とともに必ずよくなるお酒ばっかり。)そして色んな????と共に心が一杯になりました。

上原績さんがずっと前、言わはりました、皆一所懸命・・・・必死でないお蔵なんてひとつもありません。酒屋ももちろんそうやし必死であるべきですが、蔵元さんはご自分のお蔵のお酒以外にもち札はないのです。これしかないのです!

待てる蔵元 待てる酒屋・・・・・人となりとお酒そのものと、時代に合うか、季節に合うか、今の環境に合うのか(この頃の玉栄は変わってきているそうです。粒も小さい!のでみな吟吹雪に移行しつつあるのでしょうか?玉栄の大得意な富田さんでさえ、今年は吟が美味しい・・・)いろいろ思いました。おけいはんもへんなやっちゃけど、深い人やわ。大事な大事な酒友です。

今日は日曜日。実は昨晩 父がまた救急車・・意識不明!痙攣!血糖値が計れなく\らいに低い!もうあの世へいかはるのではと泣いていたのに・・・・日帰り復帰。今旨そうにかすていら食べてはります。やっぱり宇宙人や・・・・・・

波乱万丈の土曜日でした。