酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

きもと 山廃ってなに?の続き

今日 北島専務にインタビューしました。

そしたらアミノ酸につきましては 品評会なんかでは 比較的好まれないアミノ酸ですが、そうではない日本酒愛好家のなかには このアミノ酸の好きな方もおられまして これこそ嗜好品。それは飲み手がたのしまれて選ぶ世界やそうです。なるほどなるほど:::::ワタシもアミノ酸は好きかも・・・・きっとアミノ酸にもいろいろあんにゃろな。

そして 速醸であろうと きもと山廃であろうと大事なのが 健全醗酵。手間と時間はかけるに越したことがないけどただかければええものでもなく、大事なところは手をぬかない。それがどっかで 早くあげるために 大事な部分で手を抜いたりして不健全な醗酵をすると、何らかの形でそれが正直に出てくる。隠そうとしてもそれは出てくる・・・特にお燗をつけたとき・・・または 時間を置いたとき。・・・などなど 生のお声をちょうだいしました。

それとおもしろかったんが暖気樽(日本酒の酒母を作る際に欠かせない道具の一つ。中に湯を入れて、これを酒母タンクに沈め、伝わる熱で米麹の糖化をうながします。湯が入ると35kgにもなり結構重い。)の話し。1日1度ずつ上げていくとありましたが1度ずつあげていくのではなく 3度上げて2度落とす・・・とジグザグの経過をたどるのがここのやり方なんやて。ほうっ・・・・

明後日に迫ってきた新年の朝市・・北島酒造の巻。でもお蔵さんにとっては最高に忙しいこの季節やし・・・・こないな忙しい時に朝市にきていただこうなんなて これっぽっちも思ってへんかったんやけど・・・・・・・・・・・
来てくれはるそうです。ありがとうございます。
北島さんは押しがあって きれのあるお酒を造りたいそうです。今 むちゃええ感じのお蔵やと私は思います。
10時ごろにはおいでくださる予定です。皆様 こうご期待!!