比良八講荒じまい　＆　聖なる時を旅する　比叡山延暦寺への誘い

毎年今頃になると　寒さがぶり返し、昨日なんぞはあられみたいな雪みたいなもんも降ってきた。よう亡くなったおきくばあちゃんが　比良八講荒れじまいが終わらんことには春が来うへんと言うてはった。

今日は湖国に本格的な春の訪れを告げる「比良八講荒れじまい」。
法華経を講読する法華八講とよばれる　天台宗の重要な法要が営まれます。

ちょうど２６日のこの法要の時期が、天候が荒れる時期と重なっていたことから　比良八講は別名　比良八荒と呼ばれるようになったそうな。

打見山で取水した水を湖上に注ぎ、水難者の祈祷ののち、近江舞子で採燈護摩供が行われるのです。

本福寺さんはうちは檀家なんやけど　なんとここから出発しはるのです

ほら貝の響きが聞こえてくると　慌ててお店にでて、手を合わせながら　お辞儀をします。そして　比良八講と焼印されたしゃもじを有難く頂戴します。