酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

田崎真也さんのセミナー

日本ソムリエ協会 京都・滋賀支部 第1回例会田崎真也会長のセミナー「ソムリエのサービスと日本酒テイスティング」に参加しました。

てるきんさんが むちゃ詳しくレポートしてくれてはります。
http://ameblo.jp/fujimatsuwine/theme-10097871558.html

雨上がりのコンクリートの香りというのは 前に田崎さんから聞いてものすご心にのこっているのやけど 日常から意識的に言語化し、右脳ではなく左脳で分析・記憶・整理する事がだいじなのやそうです。

私が一番 美味しい!と感動したのが 熟成古酒 達磨正宗でした。三年熟成とありますけど これは一番若いのんが3年ということなので。もっともっと寝ているお酒もブレンドされているのです。

70%日本晴 ドライフルーツ ひのき ナッツ はちみつ 蜜ろう カラメル 紅茶…の香り。これが ローストした肉 内臓を使った料理 寒ブリの照り焼き 等に合うそうです。これ 温めたらもっともっと幸せなマリア―ジュになるやとなあと にまにましていました。

また ワインに比べて 日本酒は酸は少な目 タンパク質が多いのや。そして アルコールはやや高く アルコールというのは甘いので なので甘く感じるともいうてはりました。北島さんが 純米吟醸完全発酵辛口を 原酒と加水と出してはるのですが そのとき加水もんの方がより辛く感じられる。それは アルコールは甘いので加水によって辛く感じると::::::::ほうっ 今になって納得。

田崎さんの語彙が豊富な事!2時間 ず~~っと必死でメモっていました。
沢山の沢山の引き出しをもってはってほんまに凄いです。そしてそして、お客さんの前では 出来るだけシンプルにわかり易く 良い点を引き出しながら 料理と合わせながら お客さんに楽しんで頂くという事が一番大事やと。ほんまや。

酸は上顎で アミノ酸は舌全体で味わうというところも 面白かった。

貴重な時間をありがとうございました。