萩乃露 呑み比べ企画の中で
米違いの巻。
その際 二人の熱心なお客様から 山田穂だけがちょっと・・・・・やったんですが 翌日 翌々日に飲むと 自分で好みではないと思っていた味わいが取れて まろやかになり美味しくなりました!と。
実は小川酒店でも源流シリーズ 山田錦 山田穂 渡舟のなかで 山田穂だけが売れ行きはかんばしくなく 私も注文しなくなり 確かお蔵でもわずかの生産で あるお店にだけおろしてはったと記憶しています。
そして 裏の冷蔵庫に少し隠しておいたんです。申し訳ないのですが 寝かそうというつもりはなく 単に裏に追いやっていたというのが正直なところでした。
で その話をきいて 開けてみようということになりました。
そしたら ぎょぎょぎょぎょ、美味しいやん。
山田穂は実は寝かせて美味しくなるお酒やったんや。たまたまなのかどうなのかはわかrらへんのですが ほんまに見事に変身したのでありました。
お酒はそやから おもしろいし やめられまへん。
小川酒店の裏には そういうお酒がいくつかならんでいまして、中にはどうしようもないのもあるのです。でも 皆 お百姓さんが 蔵元さん 杜氏さん 蔵人さんが 心を込めて作った大事なお酒。舞台にたてるよう 何か工夫出来たらええな。今回は時がキーワードでした。