毅さんと話をする中で、興味深かったのが、お米の話。
今回の新酒辛口純米吟醸は麹米は山田錦ですが、掛け米に美山錦をつかってはります。唯々吟花のあかりで朝市に出させていただきましたし、北島の新酒美山直汲みとおりがらみも大好評。
きゅんとしまりの良い綺麗なお酒やと思っていたのやけど、このお酒もそやな。
福井さんの大事なところは 米ありきではなく農家さんとのありがたいご縁と信頼関係。なので滋賀県がおす酒造好適米ではない美山錦を今回使うことにしはったそうです。みずかがみと並んで収穫が早いのも魅力。
朝市の同じくらいの年19歳になった里山。これも棚田がご縁で生まれたコシヒカリ。最初はなんで飯米で?と思わず言ってしまったのが懐かしいけど、今や飯米ならではの旨味のある堂々たる風格。が今農家さんの高齢化などで、危機に面しています。
みずかがみは、みずみずしくて使いやすいけど、深みは期待できない。
吟吹雪は使いやすい!と思ってたんやけど、柔らかいので案外団子になりやすくて欠点もでてきているのやそう。
色気のある愛山。高~~いそうや。
秋の詩もさばけが良いと言われています。
お米…摩訶不思議。おもしろい。
天孫神社朝市のことを祈願して…