酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

にごり古酒

お客様が濁り酒をもってレジに。

ちょっと色が・・・・

おっとは思わず去年のにごり酒ですがよいですか?と。

そしたらお馴染みのよ~~~くお酒をご存じのお客様やったんやけど 大丈夫ですと。

でもちょっこし不安やったので ちょっと値引きさせてもらいましたんや。

後3本あるし 開けてみました。

 

そしたらそしたら、美味しいです。

にごり古酒です。

時々一年たつと、糠臭くなってしまってどうしていいのかわからへんお酒があるので、ほんまに新酒のときはええのやけど、時を経たにごりはどきどきもんや。

でも初桜のアル添もんのにごりはいけました。

よかったよかった。

大好きならくだ坂納豆に、今回ハッピー太郎の烏賊の塩辛も購入。

このにごり古酒に 無茶苦茶合います。

ほんまに日本酒は面白いけど摩訶不思議。

新酒の時が飲み頃もあれば、こうやって一年たって コクのある濁りになるお酒もあるのです。

加賀美の姉さんが、いつもインスタに今日の言葉をかいてくれてはって、ものすごココロに響くことが多いのです。ある日の言葉、価値を見極めると。

ほんまに酒屋として とても大切やけど、難しいなあ。

造っている人の人柄も大事やけど、味そのものも大切。楽しい修行や。