酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

七本鎗 不老泉 木桶のお酒

いまだにお客様から問い合わせがあるのが、今やまぼろしとなった木桶のお酒。

七本鎗の木ノ環 新酒生酒と 不老泉の木桶山廃純米大吟醸 生。

こういうお酒を売らせて頂けたことは、ほんまに酒屋冥利につきます。

今回はもうすっかり売り切れてありませんが、また生れますので お楽しみに。

この二本は 木桶の温もりでゆっくりと醸された、懐かしいほんまもんの日本酒です。

どっちも派手さは無いけど、しみじみ心に体に染み入る豊かなお酒。

 

木は私も大好き。

毎日暮らしていると、目に触れるところに木や温かな籠があると 心地よい幸せなきもちになります。

朝市で購入したセロテープの台 欅です。

 

これも大昔、近江八幡のヴオーリスの館めぐりをしたときに 見つけた籠。

年季が入っています。

この椅子は、イヌガオちゃん作。息子が小さい時、兄弟げんかをして割れてしもうたんやけど、イヌガオちゃんに修理してもらい未だに現役。

 

ワインの栓抜きも この籠も益々好きや。

布有珍さんという骨董屋さんで買いました。バリのアタで編まれていてむっちゃ丈夫にできています。

 

時が経つにつれて益々慈しみを感じるもの、ええなあ。

これは サライの雑誌に記載されていた文です。

ええ言葉や。