きもととは何ぞや論争が小川酒店で繰り広げられています。
今日は北島のきもとを、こよなく愛してくれてはる方がご来店。
酸基甘酒もと山廃のエンが 無茶苦茶美味しかったそうです。
北島さん曰く、蔵付き酵母の技術を習得した結果、酸基甘酒元をする必要がなくなったと。
がしかし 酸基甘酒元山廃は クリアではないけど 野趣あふれる また違った魅力の複雑味のあるお酒ができるので これは好みやけど これはこれで大切な魅力をもっていると。
私が思うに 不老泉や 大治郎の山廃などがそんな感じかな。
で 蔵付き酵母で成功したエンは とにかくクリア。
まさに笑四季の古式生酛に通じる 野趣のない美しいお酒。
北島さんとしては こちらを目指してはるそうです。
でも 一歩奥に入らへんだらわからへん 玉栄の生酛の熟成なんぞはクリアではありながらも 熟成からくる熟成感が奥行を感じさせる味わい。
生酛も山廃も 奥が深いです。
難しく考えずに 楽しみまひょ。
今日は村長さんから頂いたはやとうり ほんまは浅漬けにしたいのやけど、おっとはお漬けもんは苦手なので 大豆も入れて トマトシチューにしました。
なんせ二人きりなので 捨てずに完食することが大事。
私用に ちょっこし浅漬けもしました。