酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

お酒の変化

今回講のイベントから二週間。

興味深かったのが、お酒の変化。

 

さて 2週間で お酒がどうなっているのかの研究。

たっぷり入っているもの 山廃生酛系 火入よりも 知りたかったのが 少ししか残っていないので空気に振れる面積がとても多い 生のお酒。

ところがどっこい どれも劣化しているお酒はありませんでした。

流石滋賀酒!

初桜の初恋や、浪乃音のテトテも しっかり発酵させてはるので 全然おっけーや。

よう飲食店さんから相談をうけるのですが、そのお店が日本酒に力を入れて沢山出さはるのやったら 回転もするのでよいのやけど、そうではないお店の場合、気になるのがお酒の劣化。一般家庭のお客様にも あまり量を呑まれない場合 一升瓶から小さい瓶に移し替えたり、バキュバンを使ったりの方法もありますのやけど。

でも今回の楽しい研究では、ひと安心しました。

焼酎麹で展開された去年の番外編も、今とてもええ感じでした。

4年もの 米違いで展開されたひとごこちもお燗したら むちゃ行けました。

今回のテーマにもなった古壺新酒は 寝ているのは初日に売り切れましたが、新酒は若い!硬かった!!のが時を経てまろやかになって最後が一番美味しかった!