酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

浜大津こだわり朝市 笑四季酒造

今月の朝市は 笑四季酒造!!

ここは進化し続けてはるので 行くたびにどきどきします。

今年から 麹づくりを蓋麹に。見せてもろたら パンが入っているようなプラスチックの蓋麹。昔ながらの木製とはコストが格段に違います。 しかも 機能はばっちりやそうです。

一方 ヤブタ搾りをやめて 今後は木槽搾りに。まだ到着していません。

浸漬したお米を脱水する機械を いくつかのお蔵で見ましたが それはむちゃ高価やった。けど ここは掃除機!コメリで1万円!これは 今全国的に口コミで広がりつつあるそうです。

放冷機も止め!放冷機を使わず自然放冷。これにも ちゃんと哲学をお持ちです。

麹室の製麹機を解体。
三世代45年間使用してきた機械ですが、近年は小ロットとなり、十分にその能力を発揮するができなくなったので。来季は全部手作業。

こんな大変な作業を出来るだけ 自分でしはるところもすごい!

昔ながらのよきものは活かしながら、安くてもちゃんと働いてくれはるのであればOKという、メリハリがすばらしい。

こんなんもありました。この湯飲みでお酒をのむと 美味しいのやそうです。たしかに この口のところ かなりいけてます。フォルムも美しい。 ぼってりした信楽の酒器も愛しい。

あと面白いのは 滋賀県産・・ではなく 伊賀のお米も考えてはるということ。水口や土山あたりになると伊賀のほうが近い。ので そこのお米もありなんやと。発想の転換や。

お酒もむちゃくちゃ 愉しかったんです。続く・・・・・