酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

岡野玄鹿 個展

今回大阪に行くきっかけを作ってくださったのが 岡野玄鹿さんの個展

前は岡山の登り窯まで何度か行ってたんやけど、長い事伺えてません。

ので 今回は楽しみに伺いました。

前は登り窯より小さいお家に住んではったのが、ようやっとええ家をたてはりまして、小さかったお子さんは二人共20歳!!!なのやそうです。


色々な作風 窯の置く場所によって違う色をじっくり楽しませてもらいました。

小川酒店には アトリエ北国の先生のお知りあいのお子さんということで ご縁をいただき、30年以上のお付き合いです。

はたまた不思議なご縁。小川酒店のワインの常連さんが よう行かれる石山のピエトラさんが ある時ご来店になり、岡野さんの器を見てびっくりぽん。

イタリアで ピエトラさんと岡野さんは 出会ってはったのです。

 

ハンナさんが うちで買ってくれはった岡野さんのお皿が あまから手帖のハンナさんのページに載ったこともありました。

色々なところで繋がって 有難いことや。

さて 私が買ったのはこれ!

今まで百均のプラスチックを使ってたのでした。

早速使わせてもらいました。

良いです!!!!

温かで機能美もそなえているので、使ってみてますます好きになりました。

 

どん

竹生嶋の酒蔵開きでお出会いした 大阪のおうどんやさん 居酒屋どんの、嶋川さん

あんまり楽しくええ人やったので、今度大阪に行く用があるので、是非是非行こうと思ってたんや。

そしたら なんと手打ち ちゅうか 踏んだばっかりの美味しそうなおうどんを、嶋川さん はるばるもってきてくれはったんです。

「凄い偶然!明日行きます!」

嶋田さん 「お待ちしています!」

早速頂きました。

嶋川さんの手書きの達筆の字で 湯がき方も丁寧に書かれています。

ほんまにつるんつるん。名刺にあるように、細おて やおうて つるつる 肝にやさしい 食感。

お蕎麦は倖屋さんが私にとっての一番やけど、おうどんは嶋田さん=どんのおうどんが一番や。

お葱の代わりに 野蒜の葉っぱを使いました。春や!

 

そしてそして、翌日行ってきました。

昭和レトロ。懐かしい感じです。

使い込まれた月桂冠の前掛けがお似合いの別嬪さんの娘さんと奥様。笑顔がええなあ。冷蔵庫に竹生嶋と月桂冠がちゃんと鎮座。

牛すじカレーです。

牛すじは柔らかく 出汁も そしておうどんも めっちゃ美味しい。

美味しすぎて 汁を全部飲み干してしまいました。

来てよかったです。ごちそうさまでした。

幸せになれる 素敵なお店でした。

4月 朝市のお酒えらび 忍者の巻

ほんまはおっとが 誤字脱字のある記事を書くようにおけいはんから言われてたんやけど、なかなか書いてくれへんので 聞いた範囲で書きます。

 

あんのんは白忍者&プリュス&ネオをブレンドして ちょっと寝ている すぺしゃるなすみれちゃんラベルのお酒。これがとても美味しくなっていてバランスもよかったのやそうです。

愛する妻の雅号を名前にした純米大吟醸篤丸 6年熟成。私はこれも大好きで ちょっと高いけど選ばれるのではと思てたら、コスパも含めてこのあんのんで十分に美味しかったそうです。

なのであんのんに決定!

忍にんの奥様=篤丸 凄い人で、昔大津の美術館でジャンコクトーの展覧会を企画しはったそうです。ので このスカーフをもらいました。

この画 あんのんにも似ています。

ちなみにすみれちゃんは篤丸が大好きやそうで、先日お買い上げ。

忍にん→篤丸→すみれちゃん 繋がる繋がる♪

 

 

そして前の記事で書きました 今年の一押し 緑色の雄町のしぼりたて。

満場一致で決定。

そして 忍にんお薦め 優しい花にごり。

限定の みずかがみ搾りたて忍者が、搾りたての時よりまろやかになって ラベルも白から緑になって登場。美味しかったのでこれも決定。

 

おあとは樽コメをお楽しみに。

 

忍者のお酒選び

私は法事と重なりましたので、珍しく私欠席の朝市のお酒選び。

おっとやゆかいな仲間達の皆さんで行ってくれはりました。

私はねほりはほりんなので、私のいないお酒選び 早くちゃっちゃと片付いたそうです(笑)

ほんで おけいはんが おーちゃんやったらお花の写真撮らはるし 撮ったげやと言うてくれはったので 油日界隈ののお花も。嬉しい嬉しい ありがとね。

 

満開の桜ちゃん


ついでに小川酒店前のお花も 真紅の椿

大好きなムスカリ

宇宙がひろがります。

こちらは 畑のムスカリと菜の花 

ありがとうございます。こころに一杯栄養をもらえます。

さてさて お酒えらびどす。

今回はちゃぶ台返しもなかったようです。

ゆかいな仲間達あっての朝市。ほんまに 感謝しかありまへん。

今回特に注目は雄町!

コレきもとにしようと松本さんも私も押したんやけど、叶わず。

忍人は皆がこぞってきもとをするので 今はその気はないそうです。

かっけー 忍にん。

ありがとうございます。続く→

初桜 日本晴れきもと & カレー

見た目は悪いのですが、千切り大根と干しシイタケと合肉と玉葱で作ったダンチュウカレー。

 

色々な香辛料&笑四季の料理酒&コーヒー&チョコレート

先ずはそのまま そして 一味や山椒。

ほんでゆで卵 ほんで シューマイ。

究極はらくだ坂納豆。

見た目はあれやけど、私はこのカレーが大好きになりました。



さて太郎ちゃんから 恋文どす♡
土山町産の日本晴を使用した生酛造りの生酒ができました。
既にある玉栄、吟吹雪とどうやって差別化するか考えましたが、地元のお米を使って赴くままに発酵してもらいました。
元々食用米のお米ですので、味は複雑になりやすく それならばと濃い味に振り切りました。原酒段階では味が濃すぎてダシかと思う仕上がりでしたが、加水で調整しました。
冷やして飲むとスッキリとした呑み口でドンドン飲めますが、常温から熱燗にかけて眠っていたアミノ酸が押し寄せてきます。生酒ですが、常温保管を推奨します。
ラベルは土山町の色といいますか、田園風景の色合いを出してみました。土と山の色。土山町の水、気候、米 地域を丸ごと瓶に閉じ込めました。
これから定番化しようと思っています。
末永いお付き合いをよろしくお願いします

しみじみ旨いどす。カレーにも合います!美味しい!!!

鯛!

釣り名人若吉君から 鯛をいただきました。

ある時神経締めを覚えはってから、お魚の美味しさが全然違います。

鱗も内臓もとってあってありがたや。

シュフのへたな料理ですが、昆布〆にしてみました。



 

半分はそのままお造りに。

 

鯛のあらで だしを取って潮汁に挑戦。

 

イヌガオちゃんから頂いた野崎さんの料理本 野崎洋光 おいしさの秘密 を 久しぶりに引っ張り出してきました。

塩をして30分、霜降りにして 冷水にさらす。

静かにゆっくり煮るのがポイントなんやて。グラグラ煮ると濁って生臭くなるそう。

丁寧に灰汁をとること。身は旨味を残すために早めに引き上げる。

昆布は煮すぎると余分な臭みが出たり味がくどくなるので 8割の所で引き上げる。

ふ~~~~~~~~ん。やっぱり 奥が深い。この辺がプロの技と感性なんやろな。

 

ほんまは鯛の身で作るのやけど、ええ身は 昆布〆と刺身にしたので 骨についている身をスプーンでこそげたつみ入れを使いました。そして油で揚げました。

 

 素人としては、美味しくできました。ぼちぼちやけど。

 

 

若吉君ありがとう!!!

 

天井川 大吟醸 常温寝かせ

棚卸をしていたら、天井川兵庫県山田錦 大吟醸の生を発見。

そういうと思いだしました。

火入やと思い込んでいたら生や!ひと夏猛暑を超えているので どないしょうと寝かす事にしたお酒でした。瓶詰が2018年2月。7年も寝ているではありませんか。

粂ちゃん 開けてみましょうと。

そしたら 旨い 甘い とろりとして、たまらない味わい。

4合瓶12本、京都のしゅうろくさんにいったので10本!

こんなことがあるから お酒は面白い。

でも 残念なことも多々あるので、今回は奇跡が起きたことに乾杯。

本醸造=アル添 & アルコール度数 19から19,9!!高っ! & 無農薬

これらが功を奏したのかもしれへん。

ぱんちさんの寝かせるお酒も そやったな。

常温もおいしかったんやけど、温めるとよりいっそう美味しかったです。

中途半端なお燗よりも 熱めがよかったです。